高く売れやすいエルメスのバッグは？リセールバリューランキングを紹介！

宅配買取を専門的に行っている買取バリューでは、買取に精通した専門家の方にインタビューを行い、アイテムごとに買取価格が高い商品をランク付けしています。

今回は多くのブランド品を買取してきた、ブラリバの木村さんにインタビューを行い、エルメスのバッグに絞ってランキングを作成しました。

エルメスでリセールバリューが高いバッグランキング

リセールバリューが高いエルメスのバッグの詳細を解説

ミニケリー エプソン 黒 W刻印

ブラリバ様より提供

「ミニケリー エプソン W刻印」は販売価格が1,551,000円であるのに対し、買取相場は3,700,000円と定価以上の高値を誇っています。また、リセールバリューは238.6%です。

価格が高騰する要因としては、カラーが黒、素材がエプソンと比較的人気のある組み合わせになっている点が挙げられます。

ケリードールピクト W刻印

ブラリバ様より提供

「ケリードールピクト W刻印」の買取相場は6,000,000円と、定価の2,930,000円に対して倍以上の価格となっています。

キャラクター性のあるデザインとなっており、コレクターアイテムとしての需要があると考えられます。

バーキン25 黒 トゴ W刻印

ブラリバ様より提供

「バーキン25 黒 トゴ W刻印」は店頭価格が1,881,000円、買取価格は3,500,000円となっており、リセール率は186.1です。

ケリー25 黒 エプソン 外縫い W刻印

ブラリバ様より提供

「ケリー25 黒 エプソン 外縫い W刻印」は定価が2,349,600円であるのに対して、買取価格は4,400,000円です。

リセール率は187.3％であり、ランキング4位ではありますが、高い水準となっています。

バーキン 25 ヒマラヤ

ブラリバ様より提供

「バーキン 25 ヒマラヤ」は希少価値の高いアイテムとして知られており、20,000,000円とかなり高い買取価格となっています。

一方で定価自体も14,590,000円と高いため、リセール率は137.1％に収まっています。

エルメスのバッグのリセールバリューが高くなる理由

理由1：近年定価の値上がりが起きているため

エルメスのバッグのリセールバリューが高い理由のひとつとして、そもそもの定価の値上がりが挙げられます。

エルメスは世界情勢や物価の高騰を鑑みて、バッグ以外の商品も定期的に値上げを行っており、その影響がリセールバリューにも出ていると言えるでしょう。

また、日本国内の状況だと円安が続いており、輸入製品の価格も軒並み高騰している状況です。

上記のような理由が重なり、リセールバリューも右肩上がりを続けていると言えます。

理由2：投機対象として人気が出ているため

エルメスのバッグは近年投機対象として認知され始め、需要が高まったこともリセールバリューが上がった要因のひとつです。

エルメスのバッグを購入するメインユーザーは、これまでは富裕層の女性でした。

しかし、現在は投機的な価値が浸透しはじめ、これまで顧客ではなかった層にまで需要が広がっています。

上記のような形で投機対象として注目されているバーキンですが、このまま買取価格が上昇し続けるとは限りません。

エルメスのバッグの買取相場は日々上下しているため、定価以上の価格で売却できない可能性もあります。

理由3：SNSの普及により需要が高まっているため

近年誰もが利用するようになったSNSやYouTubeの発達も、エルメスのバッグのリセールバリューに影響しています。

インフルエンサーがSNSなどでエルメスのバッグを紹介しているケースがあり、わかりやすいステータスのひとつとして知られ始めてきました。

そのため、SNSを利用する若年層にもその価値が認知され始め、リセールバリューの高騰に繋がっています。

また、エルメスの正規店ではお得意様にのみ人気のバッグを売る場合があり、一見さんは正規店での購入が難しくなるケースがあります。

上記のような理由もあり、誰でも購入できる買取店での価格が高騰していると言えるでしょう。

理由4：コレクションとしての価値があるため

エルメスのバッグはコレクションとしての価値があることも、リセールバリューが高騰する理由のひとつです。

例えば、バーキン25ひとつとっても、複数のカラーやバリエーションがあります。

そのため、バーキン25を収集している人は希少性の高いカラーや型のバーキンであれば、定価以上の価格でも購入すると言えるでしょう。

以上の点から、希少性の高いバッグほどリセールバリューが高くなると言えます。

エルメスのバッグでリセールバリューが高いものに共通する特徴

ファッションアイテムとして使用しやすいバッグ

リセールバリューが高いエルメスのバッグの特徴として、日常使いしやすいバッグが挙げられます。

先述したように投機対象やステータスとしての需要も高まっていますが、バッグはあくまでもファッションアイテムです。

そのため、普段の服装に合わせやすいバッグが好まれる傾向にあり、例えばグレージュや黒のバッグはリセールバリューが高くなる傾向にあります。

実際に、冒頭で紹介したリセールバリューランキングでも上位3つのバッグのカラーは黒です。

人気のある素材を使用しているバッグ

エルメスのバッグは使われている素材によって需要が大きく変わります。そのため、人気の高い素材で作られたバッグほど、高値で買取される場合が多いでしょう。

人気のある素材として挙げられるのは、トゴやエプソンです。どちらも牛革を使用していますが、表面の模様が異なります。

また、トゴの場合は血筋と呼ばれる血管の痕があり、使われる革によって模様が異なるため、買取価格に影響が出るケースがあります。

希少性が高いバッグ

希少性が高いエルメスのバッグもリセールバリューが高くなりやすいバッグの特徴のひとつです。

エルメスのバッグの中には、日常使いしづらい目を引く奇抜なカラーのバッグも存在しています。

一件需要がないように思えますが、そのようなバッグも一部のコレクターに需要があり、「自宅に飾る用」として購入されるケースもあります。

また、奇抜なカラーでなくとも希少なバッグも存在しており、冒頭で紹介したランキングにも入っている「バーキン ヒマラヤ」などは入手困難なバッグとして有名です。

エルメスのバッグが買取れるブラリバ

ブラリバは全国に多数の店舗を構えている買取専門店です。今回ご紹介したエルメスのバッグはもちろん、ロレックスなどの高級時計やブランド服の買取を得意としています。

実際にエルメスのバッグを含む累計の買取額は1,000億円越えとなっており、多くの査定実績があることが伺えます。

また、ブラリバではToB向けのオークションを定期開催しており、世界各地の販売業者へのルートを持っている点が特徴のひとつです。

世界中にルートがあることにより、世界の需要や相場を意識して買取ができるため、高価買取を実現しやすくなっています。

さらに、汚れがあるバッグや他社で買い取ってもらえなかったアイテムも、高値で買い取ってもらえるケースがあると言えます。