【2025年最新】金の買取価格は上がる？今後の予測や価格相場の推移を紹介！

宅配買取を専門的に行っている買取バリューでは、買取に詳しい査定士の方にインタビューし、アイテムごとの特徴や買取価格をまとめています。

今回は多くの金や宝石類の買取を行ってきた、ブラリバの木村正伸さんにインタビューを行い、金の買取価格推移や今後の予想をお聞きしました。

金の買取価格の推移

2021年

2021年の金のインゴットの平均買取相場は6,932円です。

前年にコロナショックが起きており、世界的に経済が不安定な状況に陥りました。2021年年初にはアメリカの長期金利上昇により、ドル建ての金価格は年初来高値を記録しています。

そのため、金の価格が上がっていたものの、2021年中盤からは徐々に経済が回復し、金の価格は比較的安定していた年です。

2022年

2022年の金インゴットの平均買取相場は8,290円でした。

前年よりも価格が上がった背景としては、ロシアによるウクライナ侵攻があります。

この出来事がコロナに引き続き、世界経済を不安定な状態に陥れたことで、安全資産と言われている金の価格が高騰しました。

また、コロナウイルスも変異株の誕生で再度感染者が増えたことや、日本特有の要因としは円安があり、どちらも金の価格上昇の一因と言えます。

2023年

2023年の金のインゴット平均価格相場は、9,587円です。

2023年は過去最高値である1万円台に到達した年でもあり、前年同様ウクライナ侵攻や中東諸国の緊張関係が続いたこともあり、金への需要が高まりました。

そのほかにも、米ドルに対する信用の下落や、金融市場全体が不安定になったことなどが重なり、価格が高騰しています。

2024年

2024年の金のインゴットの平均価格相場は、12,720円でした。

前年から大きく価格を上げた要因としては、各国の中央銀行が金を購入したことが挙げられます。

また、インフレが続いたことでインフレヘッジとして金の需要が高まったことや、円安の影響も金の価格が高騰する原因になりました。

上記以外にも、アメリカが金融の引き締め政策を緩和するとの予測もあり、投資家たちの中で金利のない金への需要が高まったことも要因のひとつです。

2025年

2025年のインゴット平均買取相場は15,918円です。

前年と同じく、外貨準備として世界中の中央銀行が金の購入を行っていること、世界情勢がより不安定になり金の投資需要が高まっていることが価格上昇に繋がりました。

また、アメリカやヨーロッパ諸国の金融政策の動向やインフレの再燃など、さまざまな要因が重なっています。

一方、日本ではさらなる円安が金の価格高騰を押し上げる要因となりました。

金の買取価格の予測

2025年以降の金の買取価格相場に関しての予想は、専門家によってさまざまです。しかし、全体的に強気の見方が強く、一部では4,000ドルを超えるという予測も出ています。

一方で、下落を予測している専門会は2026年後半に1オンス2,500～2,700ドルに下落する可能性に言及しており、一概には言えません。

金の価格を予測する際には、以下のような点に注視しておくと良いでしょう。

金を買取に出すタイミング

金を買取に出すタイミングは、前述した世界情勢や為替相場、経済の状況によって変動しています。

一般的には世界の経済状況が不安定な時期や、円安・ドル高の状況などで金の価格は上昇する傾向にあるとされており、売却に適したタイミングと言われています。

現状は金の価格が上昇傾向にあるため、売却を検討する良いタイミングと言えるでしょう。

2025年はウクライナ情勢をはじめ、世界的な不況やイラン情勢の悪化などがあり、先行きが不透明な状況が続いています。

そのため、実物資産の金への投資需要が増えており、価格が上昇しやすいです。

金の買取はブラリバがおすすめ

ブラリバでは、金を含め、さまざまなブランド品・宝石類を買い取っており、金の価格を左右する世界情勢を鑑みたうえで、金の査定を行っています。

さらに、国内・海外を問わず、金を高く買取っている売却先を確保しているため、金を売る方に還元しやすい体制が整っていると言えるでしょう。

そのため、ブラリバは金をできるだけ高く売却したい方におすすめです。

また、実際に金を含めた買取実績は950億円（※）を超えており、その豊富な実績から安心感を持って金を売りやすい業者と言えます。

※2025年6月時点 公式サイトに記載